sMiLea LIVE -Unite with You-

memo.

UniteUp!

sMiLea LIVE -Unite with You-

2023.07.29(土) @東京ガーデンシアター

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正面のメインスステージは、アニメと同じ構造。上段(飛び出し演出あり)下段があって、階段で繋がってたのでキャストが曲進行に合わせて昇り降り。アリーナの中央にはサブステージがあって、上手下手それぞれの端っこから出る人力トロッコでそこに移動する仕様。トロッコはバルコニー席の高さで進んでいくから、比較的どの席でも、近っ!って興奮しちゃう瞬間がある、満遍ない構造だなって思った。公平感のあるいい規模感。アニメで描いたさらにプラスアルファの演出でアイドルのライブ!って感が強まってて大興奮でした。


開演前から、ステージ上段と下段の間に紗幕がかかっていて、この幕が落ちるまではペンライトは演出の妨げになるからご遠慮くださいってアナウンスを開演前から丁寧に行っていて、開演直前には、出演者の声による注意事項の読み上げがあって、開演が間もなくっていうドキドキを加速させていった。

 


いよいよ開演ってときになって、メインステージの紗幕に投影された、キャラクター紹介とキャスト紹介を兼ねたオープニングムービー。こういうときって推しキャラ出たらすごい黄色い歓声が上がるイメージだったけど、ちょっと控えめ?かなって、率直な感想。初日の、全てが初めてのドキドキを抱えながらどこか様子を伺うよにステージを見つめる浮遊感の所為かなって。もしかしたら、コロナ禍を経ての、声出し解禁になったご時世に120%で追いつかない気持ちの表れだったりもするのかな。


映像が終わって、いよいよ。紗幕の向こう側に登場したAnela。スペシャルゲストの中島ヨシキさんと斉藤壮馬くんが歌うBreak borderは、アニメのお話通りの幕開け。紗幕に投影される巨大Anela(MCでヨシキさんが「巨大な俺たち見てくれた?」って表現してた)、歌もダンスも安定感存在感あって物凄くカッコよかった。ヨシキさんと壮馬くんから放たれている、伝説のアイドル!っていう説得力が凄くて、釘付け。


曲終わりに、MCタイム。「壮馬くんがどうしても最初に出させろって押し切った」「いや、アニメの内容通りにね」みたいな(うろ覚え)ゆるっとやりとりも挟みつつ、キャラ同士の会話になるとスッと空気が変わるの凄かった。何気ない普通の会話してたと思ったら、スンッて真音さんと凛ちゃんのやりとりになってるの凄い。前後の台詞覚えてなくてもどかしいけど「大事なことは全部凛がやってくれるからね」ってさらーっと信頼関係見せつけてくるの最高でした。


続いての曲は、希望の声、ってタイトルコールで瞬時に上がる感嘆の悲鳴が熱い。真音さんの落ち着いていて柔らかい雰囲気とか凛ちゃんの溌剌と楽しそうな姿とかを重ねて見られる嬉しさを、通常のアニメイベント以上に感じちゃうのは、UniteUp!の多次元コンセプトならではなのかな。どのグループもそうだったけど、キャラクターとして見ようとか現実そのままを見ようとか特別に意識してなくても、不意に重なって見えたり、目に映る光景をそのまま見てカッコいい…って魅力に見惚れちゃったり、楽しみ方無限大で忙しくてずっとそわそわと落ち着けないのが幸せだった。


AnelaのラストはTARGET。まさか3曲も聴けると思ってなかったから大歓喜。この曲、曲自体がジャニーズを彷彿とさせるド直球アイドルソングでカッコいいなあって思う。好き。

 


Anelaのふたりが次に出てくるグループを紹介しながら思い出を語る音声とアニメの振り返り映像が挟まれて、大毅と瑛士郎くんが個人レッスンしてほしくて訪ねてくる日が「何故かいっつもケーキ買って帰る日だった。もちろんちゃんと一緒に食べるんだけど…」ってかわいい不満を飲み込んでる凛ちゃんに、「教えてたの実は晴美さんなんだ」って真音さんが伝えてた。ケーキ食べ過ぎだからちょっとでも量が減ったら…って心配されてたことが判明しました。あと、凛ちゃんは楓雅くんにお姫様抱っこされたことがあるとか。車で帰ってる時、「その日はどうしても眠くって起きられなくて、そしたら楓雅がひょいっと抱え上げてくれたんだよな。ほんと、セクシー&ワイルドだよね」って。は?かわいすぎる。


LEGITに繋ぐ直前の映像が、アニメでの「あとは任せたよ」って凛ちゃんが大毅にマイク渡すシーンなのぐっときちゃった。映像と現実と、アニメのお話と目の前の出来事とが巧みに絡み合って進んでいくライブ。泣かないで大毅、大好きだよ、おかえり!


LEGITの登場は期待と予想のその通り!THE DAYの音に合わせて、下からどーん!ポップアップ!!アニメの!!まんま!!!最高!飛び上がってくるLEGITの3人の姿がもうカッコよすぎて、あがる黄色い悲鳴。当然ですよ。

MCタイムにその演出の緊張について話してた真蔵くんキュートだった。瑛士郎どーん、楓雅どーんって順番に飛び出ていくから「残されたあああ!」ってなるらしい。かわいいかよー。

衣装もアニメのまんまを再現していて、UniteUpメンバーで誰よりも涼しい衣装を纒う大毅(坂田さん談)の両隣には最も熱い衣装に身を包む楓雅くん瑛士郎(こちらも坂田さん談)がいるの温度感迷子になるよね。楓雅くんの衣装、似合っててとてもカッコいいから個人的にはいちばん好きです。脱がないで。いや、脱いでもいいか。むしろ脱いでほしいのかもしれない。欲望って難しい。

火柱の特効がカッコよくて、あの距離でも熱気を感じたから、きっと坂田さんと晨之介くんはもっと暑い。いやでも、素肌で熱感じる真蔵くんのが暑さに敏感になるのかもしれない。知らんけど。夏ですね。


続けてアニメでもライブシーンがあるON MY WAY。途中、坂田さんは下手、真蔵くん晨之介くんは上手って二手に分かれてメインステージの端っこに移動して踊る場面もあり。私、下手にいたので、坂田さんのカッコよさに打ちひしがれていた。このひとリアルにセクシー&ワイルドが過ぎる。LEGITって、三者三様にキャラが立ってるのにそれぞれにどタイプすぎて困る。

 

MCタイムには、会場の盛り上がりに喜ぶと3人と、「Anela2人が十分過ぎるくらい温めてくれたから」って謙虚さも滲むコメントもあり。

コール&レスポンスしましょうって、彼らがキャラの苗字言ったら、こちらは名前を叫ぶ。坂田さんが全力でもっともっととレスポンス煽るのもカッコよかったし、嗚呼こういう際限なく煽ってもらえる声出し、久しぶりだなあって思った。

晨之介くんが「僕が二条って言ったらみんなは、そ…」って言いかけて、「総理って言わせようとしてない?」「すんなすんな」って真蔵くんたちにツッコまれてた。晨之介くん、ずっとほやほやにこにこ笑ってて癒しだった。瑛士郎とのギャップ、なんて愛らしいんでしょう。

真蔵くんは、お客さんの喜ばせ方と盛り上げ方をよく理解していらっしゃる、よくできたコだなあって思いました。

真「高尾ー!」

\だいきーー!/

真「高尾ー!」

\だいきーー!!!/

真「高尾ーー!」

\だいきーーーーー!!!!/

真「うっせ」

\きゃーーーーーーーー♡/

自分で散々煽っておいてのこの仕打ち(嬉)は、ツンデレというよりもはやメンヘラ。好きですね。


「ここからもっと声出していきたい。次はTwenty Fourって曲をやるけど、まずはコール&レスポンスの練習をしよう」って、「途中難しい英語とか挟まれるけど惑わされないで」って坂田さんが先導。真蔵くんと晨之介くんがお客さんパートでみんなに協力するからって練習。歯切れのいい「Twenty Four」「Twenty Four」の応酬が楽しい。パフォーマンスは、サブステージで。二手に分かれて、上手下手それぞれから出る人力トロッコに乗って、移動。アリーナ席後方にも優しい仕様。


最後、FIREは、盛大な火柱再び。Twenty Fourもだけど、アニメでは観られなかった曲の振り付けを目撃できることに心が躍る。リアルなライブ演出を描いた二次元の感動を、現実がきっちりグレードアップして届けてくれる感じ、三次元が満たされているの素晴らしい。

 


続いて、JAXX/JAXX。Anelaからの紹介は、凛ちゃんが誕生日にびっくり箱を渡された、ってお話だった。「渡してきたのが一澄だったから油断したんだ。しかも、考えたのはほまれだっていうし」って凛ちゃん。「彼らの面白いことしようとするときの団結力はすごいよね」って真音さんが言ってたような言ってなかったような。真音さんが優しく「びっくり箱って英語でなんて言うか知ってる?」って尋ねて、凛ちゃんが「サプライズボックスとか?」って答えた。「直訳だとそうだね。JACK IN THE BOXだよ」って、真音さん。JAXX/JAXXからのびっくり箱、JACK IN THE BOXのプレゼント。


スクリーンのアニメ映像には、先程までパフォーマンスをしていたLEGITが映り、大毅がひょいっと放ったマイクが宙に浮いた、と思ったら、ステージ上段に現れたmasaくん。それこそまるでびっくり箱のようにポップアップで飛び出した演出が、LEGITからのバトンを繋ぐと同時に、二次元と三次元の演出を繋いだ。カッコいい!最初の曲は、もちろん、SuperStar。


masaくんの歌声が響いて、バンドサウンドが響いた瞬間、私!これを!観に来たんだ!って血が沸き立つみたいな興奮を覚えた。

バンド背負って歌ってるmasaくん、雄々しくて逞ましい。そんなに体格が大きいわけじゃないと思うんだけど、すごい存在大きく見えて、これがスーパースターかーって感じ。

個人的に結構感動したのは、馬越くんの演奏が一澄くんのフォームを再現するみたいにとてもどっしりしていてカッコよかったこと。両腕同時に振り下ろしてリズム刻むとことか特に。完全にドラマー贔屓だけど、堂々たる演奏でした。

 

キャラの印象と役者さんの印象とが決してイコールってわけじゃないのに、アニメにないシーンまで、不意にキャラと重なる瞬間も、そのままの魅力もどっちもあって気持ちが忙しい。

若桜くんが、雄叫び歌いながら演奏してたあのシーンが目の前で繰り広げられて大満足だった。その他随所にあるアニメを再現した絡みとか動き、フロント3人集まってわちゃわちゃ演奏してたり、学くんや下前さんのクラップを煽るタイミングとか、masaくんがドラム台に腰を下ろして歌うシーンとか、ぐっときちゃった。アニメでは描ききれなかったその先のパートを三次元の彼ら自身が繋げてくれて、現実になっていることも尊い


続いた曲が、ライヤー。イントロが鳴った瞬間、なんだか感動しちゃったなあ。MCなくすっと繋いだ曲間が、本当にバンドのライブに来たみたいな感覚だった。


JAXX/JAXXのMCタイムは、「元気の出るあれやっちゃう?」って、もはや何年もやり込んでいるかのようなお馴染み感で、楽翔くんのチャオッピーのコール&レスポンス。やっとできた!っていう感動がありました。続いた馬越くんが、俺もやりたい!ってチャオッピーしてたの可愛かったです。元気いっぱい。


下前くんが、「自己紹介の挨拶やっていい?新しいやつ考えたから」って、「一歩前二歩前三歩前、下前です」って、一歩ずつ後退りしながら披露したのは、もはや自己紹介ギャグ。「変わってないじゃん!」ってmasaくんの鋭めのツッコみが飛んだけど、「いや、前は一個前二個前だったんだよ」って、マイナーチェンジをしていたらしい。


ハイテンポな「ジャックジャック」「ジャックジャック」のコーレスをやってくれたのは誰だったかなあ。坪倉くんだったかなあ。「人生ではじめてのライブだから、コール&レスポンスやりたい!」ってはしゃいでた。

コーレスの最後にキャラの決め台詞で会場を沸かす学くんや坪倉くんに対して、「いいなあ」「俺もそういうのやりたい」ってひたすら羨ましがる下前さん。彼のほまれくんのとギャップは如何ともし難いね。絶妙に微笑ましく、ツボにハマるいじられキャラ


「世界中に僕の歌を響かせたいと思っていて、でもバンドを背負って歌うのははじめてで緊張もしてる」みたいなことを言っていたmasaくん。彼が、JAXX/JAXXの曲の歌詞を引用してMCの言葉を紡ぐことが、masaくん自身が、あるいは楽翔くん自身が、バンドの曲も、JAXX/JAXXっていうバンド自身のことも好きで好きで仕方がないんだって想いの表れのようで、頬が緩んじゃう。


そんなSTORM's EYEは、盛り上がり必至のカッコよさ。熊谷さんが作る曲の心地よさというか、堪らなくわくわくさせてくれるところが本当に好きだなあと思った。Oh Oh!とかHey!とかの合いの手を意気揚々と声高に発せられる心地よさが格別だった。きっと間違いなく、観客の姿や歓声までを含めた、JAXX/JAXXってバンドのために作られた曲なんだと思うから、彼が描いたJAXX/JAXXのライブの光景の一部になれてたなら感無量だなあ。いつの間にか、その場にいるUniteUp!のメンバーの魅力にも撃ち抜かれてはいたけれど、本来の目的はそれだったんだ。はじめてのお披露目の場での生の盛り上がりを体感できて嬉しかったし、それでも何より、ライブが楽しかった。2番での変則的なクラップをちゃんと煽ってくれるメンバーがいて、それをできたこと、嬉しかったなあ。


「酸いも甘いも分け合ってくれる?」って、今度はA.P.P.L.E.の歌詞を引用しての繋ぎ。いつの間にか楽器は撤収されていて、5人ボーカル形態のJAXX/JAXXが披露するA.P.P.L.E.。身軽になった彼らがトロッコに乗って縦横無尽(実際にはそんなに自由度はないけど)、ガチガチのバンド曲だと思っていたら、ファンサの余地が盛大にある煌びやかなアイドル曲に化けたの、想定外の、新たな魅力だった。えーめちゃめちゃアイドルしてるじゃん!バンドといえど、すっごいアイドルじゃん!ってドキドキしちゃった。彼ら、れっきとしたアイドル事務所のアイドルでした。メンバー同士、ステージの上でわちゃわちゃとしてるのも素敵すぎた。

 


そして、PROTOSTAR。「最初僕は反対してたんだけど、真音がどうしてもって。そのくせ一目会ったら満足して、面接は僕任せなんだもん。明良くんは由和くんと喧嘩しちゃうし、千紘くんはご両親のことは自分で説得するの一点張り、万里くんなんてずっとマスクしたままだし…大変だったんだよ」って凛ちゃんが惚気とも取れる恨み言を言ってた。

凛「彼らの出逢いは、運命だったんだよ」

真「俺と凛みたいに?」

凛「もう、また冗談言って…」

真「これは本気」

凛「えぇ」

Anelaのふたりの、彼らだけに通じる特別な空気感。聞いていてふにゃっとしちゃう。


前日、明良くん役の戸谷くんの出演キャンセルが発表されたPROTOSTAR。Anelaのグループ紹介中、明良くんが映ったその瞬間、やっぱりどうしたって会場の空気が揺らぐ。

センター不在でどうするんだろうって思ってたけど、ダンスは3人構成のそのまま、歌パートは戸谷くんの声だけが流れる仕様。

登場した亜門くんが前髪のあるストンとした黒髪ショートになってて、めちゃめちゃ千紘くんに寄せてきてたの可愛すぎました。おでこ出てる亜門くんしか見たことないのに!なんかとてもおぼこくてかわいい。


MCタイムでは、山口くんが発した第一声のセリフも声も万里くんそのもので、リアル万里くんが目の前に!ってなりました。そこから素っぽさが混ざり込んで「みんなが目一杯楽しんでくれることがきっと菊之助も嬉しいと思うから」って紡いでた。彼の、役!って瞬間と諒太郎くん!って瞬間の境目が明確にあって、その雰囲気は、Anelaのときのヨシキさんと壮馬くんの切り替えに通ずるものを感じた。その上で全く逆の印象もあって、諒太郎くんそのままで万里くんって印象もあるから不思議。

亜門くんは、「本来は僕らがみんなを元気づけないといけないのに、すごいパワーを貰ってる」って一生懸命に明るく言葉を紡いでいて、なんか堪らなく母性を擽られた。普遍的に存在するステージに立つ緊張感に加えて、急遽ふたりでパフォーマンスすることになった不安、それでも変わらず注がれる期待や好意に応えたいというある種の重圧と責任感、ステージに立つ彼らが抱えている様々な想いを想像した。「Anelaから順番に繋いできたバトン、いまUniteして繋がっているなって感じがします(うろ覚え超絶ニュアンス)、って本来なら菊之助が言うはずでした」ってどこか強張ったような雰囲気で亜門くんが言葉にしたときすごく彼の緊張感が伝わってきた。あの懸命な姿が、PROTOSTAR初の人前でのライブの初々しさとも重なって、なんだか凄く、頑張れ!って拳握ってエールを送りたくなった。デビューしたてのアイドルを応援したくなる気持ち、これなんだなあ。


客席の掲げられたうちわ見た諒太郎くんが、「うちわ凄いね!万里、万里、あ、万里」って指差すとき、不意に本当に万里うちわ抱えたお客さんがスクリーンに映るの、粋なカメラワーク。すかさず亜門くんが「をーい!千紘もいるわい!」ってコミカルにツッコんでて、でもそれがどこか不慣れな感じで、かわいかったなあ。


LEGITに続いての名前を叫ぶコール&レスポンスは、キャラ名じゃなくて役者名がいいなって彼らからのお願い。きゃっきゃしながら黄色い声で「諒太郎ー!」「亜門くーん」って叫ぶのもとてもとても楽しかった。「すごいね!この声、菊之助にも届けたくない?」って諒太郎くんからの提案に、増える赤色ペンライト、次第に赤色に染まっていく客席に「すごい赤一色!」ってニコニコしながら反応してるのかわいいねえ。赤色は、明良くんの色でもあるけど、PROTOSTARの色でもあるよ。戸谷くんのことは、「菊ちゃーん」って呼んだ。


ロッコに乗って、サブステージに移動して届けられた、YOU。万里くんと亜門くんの「準備はいい?」ってふたりの元気な声が響いた瞬間、ぱああああって目の前が明るくなった気がしたなあ。目の前にある全てをただただ堪能しなきゃ。余談ですが、諒太郎くんのトロッコの扉の閉め方、すちゃってしててスマートだった。


最後の曲に、吠えろ!クロスファイヤー。想定してなかった4曲目の選曲に湧いた。ラストに持ってきたのもすごくテンション上げる曲順で、野球要素満載な振り付けがそーきゅーと。

 


本編ラストの曲も、しっかりアニメに準えて、Unite up!。ステージ中央に実際にメンバーが輪になってスタンバイしてる、その後ろにアニメの映像。三次元と二次元の交錯地点。明良くんが「センターやりたいです」って瞳を輝かせていて、大毅から、sMiLeaプロの全員から、認められて託されたセンター。流石に、うっ、ってなった。ここにはいない、戸谷くんのセリフとステージ上に作られた円陣にある1人分の空間が、どうしたって感傷を誘う。ああ、本当にここに立ちたかっただろうな、と否が応でも想像してしまう。薄情な私はこういうとき、この感傷はエンタメを楽しむ上でのある種の雑念だと思ってしまう。どうして純粋にステージ上で起こっている出来事だけに集中させてくれないんだろう。本来あった形を勝手に想像して、確かに輝いている目の前のステージを足りない状態に陥れてしまう、私の雑念。戸谷くんの欠けた部分に入り込む想いが、目の前のステージを飲み込んでいいはずがないと思うのに、やっぱり、この足りない状況を楽しんでもいいんだろうかって思っちゃう。改めて、諒太郎くんが言ってた、目一杯楽しむことが菊も嬉しい、って言葉が沁みる。


アンコール、全体曲のステージ衣装から、sMiLea LIVEのTシャツに着替えたメンバーたち。全員歌唱でのユメノトビラ。真蔵くん「まだ終われないよね?もっとUniteしよう」って、改めて歌ったUnite up!がとても好き。アニメのキャラクターと現実にいる役者さんと私たちとが改めて、文字通りひとつに繋がったって感じして幸せでした。


最後、大歓声のなかの解禁情報が2つ。映像が流れている間、masaくんがずっと「焦らさないでよー」って言ってるのかわいすぎでしょ。4週連続のデジタル配信と、そして、アニメ2期の発表。次があって、また、11人全員が揃う機会が未来に用意されていることがとても嬉しいなって思いました。次も絶対行こ。