TOKYO 東京公演
全国ワンマンツアー2022「TOKYO」
2022.01.27(木) @Zepp Haneda
至る所にcoming soonと書かれた開拓途中の巨大商業施設、そのなかに、東京公演の会場であるZeep Hanedaはあった。目と鼻の先には羽田空港があって、ここで!ここで!刹那飛行機が飛ぶのかあ、って無性にそわそわしてしまったのは私だけじゃないんじゃないかなあ。スタンディングキャパがZeep史上最多なのだといまいま知って、遅ればせながらにちょっと落ち着かない。東京公演であることが、特別な、ツアー「TOKYO」4公演目。折り返し。
開演。ステージにある巨大なスクリーンに映し出された映像。VICTORYへの案内標識。二色の縦型信号機。すーっと伸びる青色の線路。これまでにリリースしてきたアルバムの軌跡をひとつずつ停車駅にして進んでいった、その歩みを阻む突然の赤信号。想定していた未来が、進むはずだった線路の先が、一瞬で真っ黒に染まっていった、暗闇。派生した、朱色の線路。コロナ禍で開催してしてきた配信ライブを停車駅にして進んだ先に、2022年1月27日、Zepp Hanedaでの今日この日はあった。
Thank you for attending.
Thank you.
Thank you.
搭乗アナウンスのように流れる音声と、メンバーの登場と、はじまりを告げる、おはよう世界。目が眩むほどの照明がメンバーを照らしていて、作り出す光と影が、その規模が、大箱!って感じがした。余談ですが、センター分けの前髪でおでこが露わになってる熊ちゃんにほわあってなった。でこが…でこが!!世界で一番愛おしいおでこ。
「蒼穹の涯」に重なる信号機の音が、今日この歌の舞台が、原始の時代じゃなくて現代なんだって示してくれているのかな、TOKYO仕様のGood Morning World!。明日という前人未到の秘境を開拓していく崇高さみたいなものは、いつの時代も普遍なんだなって思う。
続いた、ロザリオをはずして。気持ちを前のめりにさせるようにリズムを刻むドラムも、ばちばちにカッコいいベースも、キレキレに鳴るギターソロも、ライブ映えするかっこいい曲。
スクランブル交差点をスクリーンに映しながら、鳴りはじめた信号機の音が、高音低音を行き来する特徴的なリフに変化して、続いた曲、エレベーターガール。そうか、ハチ公って渋谷かって再認識した。道玄坂に出たら全部忘れちゃうもんね。
「Love is Action!」「Love is Action!」艶やかな女性の声で流れるSEのなか、石川さんが「俺たちが欲しいのはあなたのアクションです!」って、クラップのタイミングを教えてくれて、ライブならではのアレンジを加えられたこの曲の楽しみ方を導いてくれる、Love is Action!。
クラップだけじゃなくて、手拍子煽られるのもしかしてはじめてですか。先に煽った石川さんに続いて、熊谷さんがした手拍子の煽り方が優しげで心擽られた。ちゃんと反応したフロア見て親指立ててグーサインするのも可愛いです好きです。
クラップクラップの合いの手は、石川さんが上手にも下手にも全力で煽りにくるから応えたくて思わず力入っちゃう。
「clupお上手ー」って熊谷さんに褒めてもらうのは擽ったい。大好きな声から発せられるおじょうず…とても耽美な響き。
熊谷さんが高らかに、愛を歌うように弾き上げる結婚行進曲。愛で繋いできた選曲の、世界は愛で満ちている。廣瀬さんがパッドを叩いていて、石川さんはキーボード。
サビで大きく左右に振る熊谷さんの手、きゅっと伸びた指先、折り返し地点でリズムをとるように力を緩める瞬間も、胸元にすっと置かれている反対の手も大層美しい。
愛で満ちた幸福ムードを象徴するようなフロアからの拍手喝采。それを制止するように飛び込んだ…愛。「愛」「愛」「make」「love」「make」「love」「make「money」突如割り込んできたお金の存在が徐々に愛を侵していくその過程、「愛」「make」「money」「I make money」「I make money」流れ出す不穏な、でもどこか荘厳なBGM。先程までの穏やかで幸せな空間は何処へやら、愛が蝕まれていくことへの戸惑いと嫌悪感をお金への信仰心へと塗り替えたのは熊谷さんの「唱え奉る!」の圧倒的なひと声。
瞬間、両手を高く掲げて教祖様を崇める集団がフロアに出来上がるの最高にらしいと思う、邪教・拝金教。
センターに威風堂々と君臨する熊谷さん、下手に石川さんが構えるのはバスドラ、上手にスネアの廣瀬さん。これは、ツアーに1曲、お待ちかねの熊谷劇場。でも今回はなんていうか、熊谷さんというより、圧倒的に教祖様。
東京という場所でこのツアーができることは、とっても特別なことだと熊谷さんが語った、最初のMC。
各公演、日替わり曲を決める、LINEでトーーーク!企画。今回は、恋のお悩み相談。好きな人がいるんです、応援してください!から、「まず共感することが大事やと思うねん」と、あれよあれよと言う間に、言葉巧みに石川さんが選曲した、難解な男の子の歌。「分かるやろ?ええやん、熊谷くん楽器持たんでええから」って石川さんがメンバーに伝えた。難解な男の子の歌、且つ熊谷さんのハンドマイクの曲、@!それってつまり!?ってなった?なった!夢にまで見たアイドル熊谷和海をこの眼で目撃できるなんて嗚呼、Love is @ U.F.O。
サビで大きく軽快に左右に振られるフロアの手の迷いのないこと迷いのないこと。この曲がどれだけ待ち望まれていたかは想像に難くないです。
手で作ったハートを胸に引き寄せる熊谷さんの振り付けも頭をくらくらさせるし、指ハート作るの凄まじい威力で否応なしにきゅんだし、キラッ☆ポーズはもう、言葉にもならない。
お立ち台に座り込む熊谷さんが、グラビアポーズ宜しく、華奢な脚を投げ出して歌い上げる姿、サービスショット。感嘆でため息でちゃう。センターカメラに近距離でその姿がばっちり収められているという事象に底知れぬ興奮を覚えました。意識的にカメラに映りにいくサービス精神、熊谷和海、末恐ろしい!って感じです。大変ご馳走さまです。
ハンドマイクをギターに見立ててエア演奏してるのもなんか、グッとくるものがありました。ノリノリ、とても楽しそう、きらきらしてる。眩しい。
「@!、り、が、と」
今日こそ邪教の唱え奉る!の文言、一文だけでも覚えられた気がしていたのに、アイドル熊谷和海にそれはもう見事に上書きされました。私が崇め奉る存在は、教祖様だけじゃなかったから仕方がない。
熊「ギターボーカルって体力いるんですね」
石「この曲の終わりにギタボっていう?(笑)」
熊「世界一ハンドマイクが似合うギタボ目指してるんで。ハンドマイクやりたすぎて、入れ込む隙があるなら、この曲やってくれやって石川くんにお願いしてました。恋の話題でよかった」
石「まあ、何がきても、『ごはん何食べた?』って聞いて俺が『ドーナツ!』って返して強引に繋げようと思ってました」
石川さんが、UFOといえばカップ焼きそばを連想するっていうお話から閃光ライオットの思い出に派生した。
石「でも東京のひとはペヤングやねんな?UFO派のひとー。あー(数十人は手を挙げてるフロアを見て) 4人だけですね」
熊「え?節穴?(笑)」
熊「待ってなんやっけあれ、あ!一平ちゃん派のひとー?」
石「第三勢力作らんといて(笑)」
熊「俺は一平ちゃん派」
石「閃光ライオットのときさ、UFO配ってたやん」
熊「あー、なんか石川くんと廣瀬くんのとこにはあったみたいですけど、僕は貰ってないです」
石「熊谷くんはずっと寝てたからや」
熊「僕、前日全然寝れなくって、当日の気温が30℃近くあって、案の定、朝から熱中症になって、保健室…お客さんが使う救護室に僕もずっと居ました。医者には(出演)やめときなーって言われたけど、『出るっすー』って、出番だけ」
石「俺は寝れた。廣瀬くんも?」
廣「いやーー、僕も寝れなかった」
石「なんか、俺だけ(笑)」
熊「このひとはねー寝れるんですよね。羨ましい。フランス行ったときも昼飯夜飯もなんっも食わんと飛行機で16時間爆睡」
石「ちゃうねん!最終的には、熊谷ならまあやるやろって思ってるから、安心して寝れんねん。これほんまに」
熊「照れるやろー!最近石川くんこういうことすぐ言ってくるんですよね。僕もそれに耐性がつきつつあって。こんな状況になって、これまでメンバーに伝えてこなかったこととかを素直に伝えようと思った。こんなに簡単にありがとうって伝えられなくなるのかと思ったから。だから彼も伝えてくると思うんですよね」
孤独を抱えていた夜の熊谷さんの率直な想いを書き綴った曲、模範囚。
「天獄か地獄かは自分 次第」
「このツアーTOKYOで俺はそう思ったんだ」
手短な曲間、石川さんが熊谷さんに突撃してって、耳打ち。耳打ちしたけど、マイクで音声拾って「座って」ってぼそりと聞こえました。そのまま流れるように熊谷さんが「折角椅子があるので、座ってじっくり聞いてください」ってはじまった、逢いたい逢えない。
「二度と離さないで」って「キミに縋り付く」のは女の子目線だから、熊谷さんが歌うなら男性目線で「二度と離さないよ」って「君を抱きしめる」んだなあ。歌詞替えてる箇所を確認できたので私は満足した。
背後のスクリーンに投影された、ちらちらと降る雪の映像が、とてもいい演出だなあと思う。中盤戦で温まりはじめたフロアにいながら、吐き出す息が白くなったと錯覚させる、冬の気配。
熊「さっき石川くんがベース、ガガってノイズ乗せてまで言いにきたのは、『折角椅子あるから皆さんに座ってもらおう』ってことでした。優しい男ですねー。優しいけど、音は切っとくべきでしたねー」
石「ちゃうねん、俺多いねん。ベッドセットマイクずらして、ベースの音も切らなあかんから多いねん」
逢いたい逢えないは、「皆さんとの関係を歌った歌だなと思った」って熊谷さんが言った。理性を持って逢わないことを選択した末の逢えない状況、そう思うと確かに似ているなって思った。「そういうこと言うのいままでは俺の役目やったのに」って悔しがりながらも「続けて。いいよ」と熊谷さんに譲る石川さんと「ここから続けられら技術はまだないんですよね」って返す熊谷さん。
熊「この2年でなんか変わったことありますか」
石「髪の色」
熊「それは何色なの?」
石「知らんねん。俺、色が分からんやん」
熊「それはライブの度に説明していくつもりなん?このひとね、色の見分けができないんですよ」
石「緑色とかが分からんねん」
熊谷さんが、石川さんの髪色を「綺麗なクリームソーダ色」って表現しててなんかいいなって思った。
石「染めてもらった後、美容師さん『どうですか?』って確認してくれるけど、色分からないから逆に『どうですか!!』っていつも聞き返してんねん」
熊「(笑)」
そんな冗談を交えながら、石川さんは「この2年で配信ライブをたくさんやったから、観客がいない状態でライブをすることに慣れた」って話した。「だからこそ、こうしてライブできてるいまが嬉しい」ってお話。熊谷さんは逆に、結成当初のお客さん0人のスピリットでライブに臨んでたこと。
廣「チケットの取り置きってものがあって、ひとりも居ないとカッコ悪いから、いつも5人くらい適当に名前書いて提出してね、都合がつかなくて来れなかった体を装ってました」
熊「チケットは売ったんですけど…っていう体で(笑)」
廣瀬さんは、こういう難しい状況だけど、開催できてよかったこと、来てくれたからには楽しんでいこう、っていうことを言っていた、かな。
後半戦、盛り上がり曲、タイアップ大放出。BLIZZARDから銀世界へ、ど頭のドラムでノンストップで繋がったの、カッコよさと興奮で鼓動が速くなるやつだった。
掲げられた無数の固く握り締められた拳と、熊谷さんの「跳べ!」って有無を言わさない圧の煽り。このツアーで、もの凄い勢いで熱量を上昇させていってる、PHOENIX。
間にメンバー紹介を挟み、ドラム廣瀬拓哉、ベース石川大裕、ギターボーカル熊谷和海。短めのそれぞれソロパート、熱い。
「何度でも立ちあがろう」って歌った気がした。共に乗り越えようってニュアンスにぐっときた。
「でも俺は知ってます!あなたの最高速度はこんなもんじゃないってこと!」変わらないことなんてないけど、変わらずにこの関係を守るために、的なこと、石川さんが熱く叫んで、FLY HIGH!!。
重力で落下するギターを利用してぎゅいーんってスクラッチするやつ、なにその技かっけえ。下手でギターソロ弾く熊谷さんの片脚が、石川さんの脚をお立ち台にしてたの、尊い。
「次はいつもみんなに歌ったもらうところです。今日も、心の中で歌って。聞こえるから」
なんだか私にも、本当に聞こえたような気がしたなあ。彼らが一生懸命受け取ろうとしてくれていることも、見えた気がした。
Thank you for your attendance.
Thank you.
Thank you.
搭乗アナウンスが今日も彼らとの別れを告げる。
スクリーンに映し出されたBURNOUT SYNDROMESのロゴがTOKYOツアー本編の終わりを教えてくれる。石川さん、廣瀬さん、ひとり、またひとりと飛行船に乗って旅立って行く、最後に熊谷さん。センターで高々と楽器を掲げ彼もまた飛行船に乗り込んでいった。その最後にででんと黄色で「TOKYO」の文字。ああ、その通り、紛れもなくここが東京。TOKYOツアーの東京公演のこの特別感、すごいなあ。
無人になったステージのスクリーンに流れるエンドロール。
アンコールのクラップ。別に些細なことだけど、どちらでも自由なんだけど、立ちっぱなしのひとが多かった気がする。折角の椅子席とか、きっと関係ない。心と身体の赴くままにしたらいい。冷めやらぬ興奮。
スピーカーを介して聞こえてきたノイズが、だんだんとフロアのクラップと同化していった。そこに混ざっていく、上昇する泡のような音は、ナミタチヌ?、もしかして、むー?この場所でまた会いましょう?いろんな想像をした。その答えは、本ツアー2度目ましてなOcean。公式さん、推してるのかな。ハンドマイク持って登場したフロント陣。
「アンコールで呼んだからには跳べるよなあ!」って熊谷さんが煽るから、頑張ってしまった。ジャンプジャンプを煽るとき、両足揃えてひょいってお立ち台に跳び乗る熊谷さんの身軽さ、降りるときもひょいってフロア見たまま跳び降りるの尊い。
熊谷さんと石川さんが、牽制し合うみたいに向かい合って動き回ってるの、戯れ合い。とても癒し。
終盤、延々に続くかと思ったジャンプタイムは、キツめのジョギングした後みたいな疲労感がありました。でも、痛めつけて鞭打って、忘れることができないように身体に刻むっていう、これは彼らの愛情表現なのだと熊谷さんが言っていたので、純度100%の幸せな疲労。のちに来るであろう筋肉痛も受け取った愛情の証。
石「やっぱり愛がいちばんですねえ。で、それよりもお金が大事」
熊「え?」
石「?」
熊「ちょっと、もう一回言ってもらっていいですか」
石「愛がいちばん」
熊「はい、そうですよ」
石「よりも、お金が大事」
熊「はい?」
石川さんがお金の大事さを説いたところで、どこからともなく流れ出す洗脳曲、make money money make money.
邪教・拝金教をBGMに、グッズでぱんぱんにした同じくグッズのサコッシュを首にかけてのご登場、邪教教祖廣瀬様。いつもよりも前に立ち位置を決めた廣瀬様。「僕、邪教えもん」ってドラえもんのモノマネしたときは、突然?って一瞬なったけど、サコッシュが四次元ポケットみたいってことね!理解!
石「愛よりお金ですね」
熊「お金ですね……え?」
石川さんがあまりにも自然に当然のことのように愛よりお金って言うから、思わず賛同しちゃった熊谷さんの吃驚の仕方がかわいいなと思いました。いつの間にか洗脳されている、やめてこわい。
石「でも、愛よりもお金よりも強いものあるやん。俺は何かは知らんで!でも熊谷くんなら知ってるやん。ツアー回ってて気づいてるやろ。あの曲やってないねん」
決して曲振りのゴールまでは決めないように、上手なパスを出そうとしてる石川さんの言い回し、微笑ましい。
熊谷さんが「希望かな」って答えた。愛やお金よりも強いもの、希望の、ヒカリ。察したフロアが拍手で湧く。あなたが僕らを照らしてくれるヒカリで、僕らもあなたを照らすヒカリ。誓いの歌、ヒカリアレ。
最後は、「僕らのはじまりの東京を歌った歌」セツナヒコウキ。携帯、最後まで鳴らなかったなあとか、意地の悪いことを思ってみる。
彼らが夢見ていた景色が、この場所にちゃんとあればいいなと思う。
「いつも明日照らすのはあなたの笑顔と無限大の群青」
TOKYOの東京公演っていう特別さに目一杯想像力を働かせて、セツナヒコウキの意味、みたいなものに触れられた気がした。会場はZepp Haneda、目と鼻の先には羽田空港があって、ここは、セツナヒコウキが歌う、夢と希望を求めて降り立った土地、東京そのもの。夢を抱えて歩む日常が、たったいま、ここからまた、はじまるんだって思った。それは、それぞれがHikousenに乗り込んで飛び立った先にある日常なんだよねって、思った。
名古屋で熊谷さんはアンコールは要らないくらい本編で完結していると満足そうにしていたけれど、それは、つまり、TOKYOはまだ姿を変えて進化するから、そのための東京公演を迎える前の一区切りとして、本編だけで完結させられる出来にできて満足、っていう意味でもあったのかもとか深読みしちゃう。それくらい、東京公演ではアンコールも含めてのひとつの物語の完結って感じがした。東京が魅せてくれた、特別。
廣「裏話してもいいですか!最後アンコールでヒカリアレとセツナヒコウキやったんですけど、僕イヤモニ壊れてて」
石「何も聞こえてなかったん?やば(笑)」
廣「でも僕らもう16年やってるんでね、聞こえなくても合わせられるし、ふたりの動きを見るだけでパルスが分かる。こんな感じで、僕らも成長していってるので、これからも応援よろしくお願いします」
熊「まさかの廣瀬締め(笑)」
これを事もなげに言ってしまう廣瀬さんのそういうとこ、胆座ってるなあって思います。トラブルに焦ってるんじゃなくて、いっそわくわくして楽しんじゃってる感じさえする。男前で#カッコいい廣瀬。
1公演1公演を迎えることが、それを無事に終えることがより特別な状況のなか、一層特別だった東京公演。折り返しを迎えられたこのツアーが、残り3公演も特別なかけがえのない1日として迎え、無事に終えられますように。どうかそんな環境でありますように。心の底から願ってる。同じくらい、でもどうか、無理だけは、しないでほしいとも思ってる。どっちもどうしようもなく本音。