ゴー・ビヨンド・クアトロツアー 名古屋編

memo.

メメタァ

ゴー・ビヨンド・クアトロツアー

w / ココロオークション / 日々是好日 / CULTURES!!! / 00's Club

2023.03.21(火祝) @RAD SEVEN

 

 

 

 

00's Club

 

メメタァに言われた、「きっと大丈夫だよ」って言葉をずっと大切にしている、って話すMC。「何でも1番になったことなんてないけど、メメタァに貰ったこの1番手は、俺にとっての1番です」って、大好きな先輩バンドの大事な日のはじまりを全うする姿、素敵だなって。

 

 

 

CULTURES!!!

 

「めっちゃ名古屋来てます。もっと知ってください」って、そういう切実な声、好きだなあって思う。いまこうして足を運んでくれることへの感謝を言葉にしながらも「もっとデカい景色を見たいって思いもあるんです」って、思うようにはいかない現状へのもどかしさも滲ませるMC。「オーツクラブは、大丈夫って言ってくれたけど、それでもどうしようもなく沈んでしまうときがあって、そんなときに書いてしまった曲です」って、はじまった曲 is わからない、乏しい記憶力。けど、1番手のMCを受けて、繋いでいく感じ、素敵だなあと思う。

 

「みんなが、きっと誰かのヒーロー」ってお話。「顔合わせで、クアトロに向けて背中を押してほしいってメメタァに言われた。メメタァは尊敬する先輩で、俺たちが背中押すなんて、って言われたときは思ったけど、俺はいつもライブするとき、みんなを元気にしたい、勇気付けたいって思ってやってて、メメタァにとってのそういう存在になれてるってことだと思って、それが嬉しい。この時間は、俺がたちがあなたのヒーローになります」

 

 

 

日々是好日

 

「ヒロアカが好きなんですよね」って、CALTURES!!! のヒーローについての話を受けてだろうけど、突然のヒロアカのお話。「僕のヒーローアカデミアって、アニメで観てるんですけど、主人公は大きな力を持っていて、そんなヒーローだからこそ逃げ場がないというか、『特別な力を持った人はいるけど、特別な人なんていない!』ってヒロインのセリフがあるんですけど、メメタァもそうだなって」「強いヒーローも、救ってくれる誰かが必要」っていう、心臓をぎゅっと掴まれるようなお話でした。メメタァにとっての、背中を押してくれるヒーローが、今日この日に集まっていたんだなあ、心がほわっと温かくなって、その片隅で、これはきっと、ノヤっさんにとっての木下だなあって思った、守護神のヒーロー。

 

 

 

ココロオークション

 

「よろしくお願いします!」って元気な井川さんの登場からのココロオークション。持ち場に座った井川さんが、背後のメメタァのバックドロップを振り返って視線送ってから、粟子さんと目配せして、粟子さんが頷いて準備が整った、って右手を挙げる。最初の曲、一等星の歌。

 

続けての、ハンカチは、軽快に足踏みして演奏しはじめる大野さんめちゃんこ可愛かった。そんな軽やかな足取りとカラフルなライティングが、ハンカチでうきうきした気持ちをそのまま表してるみたいに鮮やかで、好きでした。「メメタァを好きになった」ってきらって目を輝かせて歌う歌詞変えポイント、好き。

 

最初のMC、井川さんが囁き声で「メメタァ」って呟いた次に、飛び込んだ「メメタァ」って裏声の戯けた声。一瞬、誰の声?!ってなった、声の主は意外にも大野さん。高い声のまま何回も連呼するのがシュール。ご機嫌ですね。粟子さんに「どしたん?そんなキャラちゃうやん」って心配されてたのも面白すぎると思う。ご機嫌、なのかな。

 

粟「メメタァ以外はみんなはじめましてやねんけど、めっちゃよくて、メメタァ愛されてるのが嬉しくて、8年前から知ってるからさ、鼻高々で誇らしい気持ちです」

大「古参ぶってる」

粟「うん」

大「マウントとってんねんな」

粟「そうマウントとってる」

 

「背中押してほしいみたいなんで、そういう想いを曲と歌で届けます」って対等な仲間として、想いに応える激励。「メメタァへの愛伝わってる?」って問いかけていた粟子さん。メメタァのザ・ワールドって曲のワンフレーズ弾き語りして「8年前の新宿Marbleで対バンしたきりで、そのとき聴いただけでずっと好きで、歌えます!」って、めっちゃドヤ!ってしててそりゃあもう愛だだ溢れでした。粟子さんのカバーに黄色く湧き立つフロアの空気も、愛。からの、僕らは愛の中。今日この日のRAD SEVENはメメタァへの愛で溢れていて、私たちはその、愛の中、にいた。

 

「みんな、音楽は好きですか!」って熱い問いかけからの、ヘッドフォントリガーは、「メメタァのスーパーシューター」だったし、最後、「行ってこいクアトロ!」って言葉に胸が熱くなった。

 

01.一等星の歌
02.ハンカチ
MC
03.ホタルのヒカリ
MC
04.僕らは愛の中
05.ヘッドフォントリガー
06.火花

 

 

 

メメタァ

 

「俺たちの、バンドの寿命、みたいなものは、結成したあのときから、いまも変わってないと思う。いつ終わるかもわからない状況のなかで、俺たちに元気を貰ってますって言葉があったから、拳をあげて応えてくれたから、対バンの打ち上げが物凄く楽しかったから、とか、そんなひとつひとつが繋がって、今日も俺たちはバンドを続けられています。これからも今日みたいなひとつひとつを繋いでいって、ずっと続けていきます」

 

 

出演バンドみんな、メメタァのことが大好きなのが溢れてる温かい空間だった。クアトロに向けて背中を押せるように、それぞれに今日をいい日にしようって気合が入っていて、大事に大事にメメタァに言葉でも演奏でも繋いでいってる感じがして、メメタァを好きって気持ちが、バンド同士も繋いでる気がして、とても素敵な対バンでした。そうやって繋いでいって、この愛に溢れた空間がずっと、続いていけばいいなと思う。